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新入社員の給料に格差をつける企業が増加

新卒社員といえば、入社時は給料が同じだというのが常識だったが、経団連会長が「新卒入社時から給与に格差を」といった趣旨の発言をし、この流れが変わる可能性も出てきた。 発言が飛び出したのは、2006年に静岡県で開幕した、日本経団連の夏季フォーラムでのことだ。御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)が、採用制度について「平等に採用して会社では年功序列。競争の原理からはほど遠い」などと述べ、入社時点から給与に差を付ける制度の導入を提案した。「学生を成績や論文で評価する」のだという。授業や試験をサボっていた就職活動の大学生には耳の痛い話だ。

キヤノンマーケティングジャパンの子会社でITベンダーのアルゴ21では、この制度を06年の新卒者から導入。新卒者51人のうち2人に対してこの制度を適用。1人については150万円、もう1人は125万円、新人の年収に上積みしたという。

リクナビで公表されている新卒採用者の月給は、203,000万円(4年生大学卒、首都圏で自宅外通勤)。上積みされた分を単純に月額ベースに直すと10万円を超える。月給ベースでは、他の新卒者とは、実に1.5倍の給与を手にすることになるという厚遇ぶりだ。

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