ビクターとケンウッド 統合への道
ビクターが、経営統合を協議しているケンウッドなどを引き受け先とした総額300億円の第三者割当増資を行うことで大筋合意した。ケンウッドが200億円、ケンウッド筆頭株主の投資ファンド、スパークス・グループが100億円を引き受ける。
ビクターの親会社である松下電器産業は、ビクター株の大半をケンウッドなどに売却する意向。ただ、ビクターの業績悪化が予想以上に深刻で、一部金融機関から「再建には松下の後ろ盾が不可欠」との声も上がっており、ビクターの財務基盤強化を優先することにした。
ビクターとケンウッドは業務・資本提携し、研究開発や材料調達の分野で協業を進める。最終目標である経営統合については、「今後も鋭意協議を続ける」(両社幹部)としており、来年度中に共同持ち株会社を設立する案を軸に検討している。
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