アービトラージ
アービトラージ(Arbitrage)とは、裁定取引と日本語には訳される投資戦略システムの一つです。FXの入門書でもアービトラージは取引戦略として掲載されていることが多いです。
アービトラージ(裁定取引)とは、同一の金融商品(デリバティブ)について「今現在のポジションにおける為替レート」と「将来におけるポジションでの為替レート」との金融価値の差分を利用して売買差益を得る戦略です。実際の取引パターンとしては、将来市場と比較して割安な資産を購入するとともに、割高な資産の売却を行うことで売買差益を確定することになります。「さや取り」「さやを取る」とも表現されます。
アービトラージ取引はそもそも、あらゆる商品において成り立つシステムです。現実の市場取引においては、市場価格が正味の価格よりも割高あるいは割安になることが多いのです。なぜならば、市場というものは非効率なものになりやすく、最初から商品価格が理論値と一致することは滅多に無いからです。裁定取引システムでは、商品の市場価値が将来のポジションにおいて正味の価値になることを期待して、将来の売買差益獲得のために、現在のポジションでは割安な商品を購入し、割高な商品を売却する取引をします。従って、アービトラージ(裁定取引)は、異なる時点間のポジションにおいて、価格差が存在するのであれば成立する金融取引システムであると言えます。
アービトラージはFX取引においても利用され、そのFX取引の特徴から、少ない資金で大きな売買差益の見込める裁定取引が出来ます。アービトラージをFXで始めるのは、アービトラージ入門として最適とも言われます。
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