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景気動向指数

景気動向指数(DI:ディフュージョン・インデックス)とは、景気の動きに特に敏感な複数の指標(東証株価指数:TOPIX、有効求人倍率などの指標)の動きの変化から算出される統計数値であり、この指数をに基にして総合的に景気局面の基調判断・予測を行います。内閣府によって毎月調査がなされ、通常は調査した月の2ヵ月後に調査結果が発表されており、景気が上向きなのか、下向きなのかを判断するための経済指標のなかでも重要な位置を占めています。

景気動向指数を内閣府が算出する際には、先行系列、一致系列、遅効系列の三つの系列を採用して行います。先行系列とは、実際の景気の動きから数ヶ月先行したものとされており、景気の動きを事前に知るための指標となります。東証株価指数(TOPIX)などの項目がこの先行系列に該当します。一致系列とは、リアルタイムでの景気の変化を表している指標であり、主として景気の山と谷を判断することに利用されています。一致系列としては鉱工業生産指数、有効求人倍率などの項目が適用されています。遅行系列とは、今現在の景気の動向よりも半年から一年程度の期間にかけて遅れて動くもの、景気の動きを確認できる指標です。家計消費支出などが遅行系列の指標として該当します。

景気動向指数を算出する基本になっている3つの系列指数は30の項目からなり、そのなかで変化した指数がどのくらいの割合で存在するかを計算します。景気動向指数(DI)の具体的な算出方法ですが、30の項目のそれぞれについて3ヶ月前の指数と比較して、上昇(プラス)の場合は1、変化なし(横ばい状態)の場合は0.5、悪化(マイナス)の場合は0とし、30項目全ての平均値を取ります。その平均値が景気動向指数(DI値)となります。

景気動向指数の内閣府の公式の基調判断の基準は、50パーセント以上で「景気は上向き」、50パーセント以下だと「景気は下向き」と判断します。

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