渡り(わたり)とは国家公務員の天下り繰り返し行為
渡り(わたり)とは、国家公務員が退職後に天下りを繰り返すことを意味する言葉です。
渡りをしている国家公務員は、退職前に所属していた省庁に自分の天下り先となる公益法人・組合などへの再就職を斡旋してもらい、それらの公益法人・組合などで退職・再就職を繰り返すことで退職金を複数回に渡って受給しています。
この「渡り」と呼ばれる習慣が問題視され、2007年の公務員制度改革における国家公務員法改正においては、天下りの斡旋を内閣府に設置された「官民人材交流センター」に役割を一元化し、省庁による再就職の斡旋を禁止することになりました。
しかし一方で、改正国家公務員法の施行に合わせて2008年12月に「職員の退職管理に関する政令」が閣議決定され、この政令の内容を見ると、3年間の経過期間における再就職の斡旋は原則禁止ではありますが、2回目以降の斡旋を認める例外規定が存在しており、国家公務員の天下り対策は骨抜きの形となっています。
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