チンパンジー 実験動物としての利用が世界的に中止
チンパンジーは実験動物としての利用が世界的に中止となった。国内の製薬会社では感染実験や新薬試験のために、数多くのチンパンジーを輸入、飼育してきたが、絶滅危惧種であることや、動物愛護団体を中心に批判が高まり、国内でも昨年から中止されている。
チンパンジーは京都大霊長類研究所の管理下におかれ、霊長研では彼らが天寿をまっとうできるよう、安らかな引退生活を保障していくとの考えを述べた。そして、後々ヒトにも応用可能な福祉・長寿研究に役立てたいと製薬会社から寄付金を貰い受け、今年は新研究部門を開設予定。
チンパンジーが78頭が飼育されている三和化学研究所の熊本の施設でも、同社が今後5年間に計1億5000万円を寄付、施設管理を霊長研に任せる。
チンパンジーの幸福を念頭に、食事、遊具の種類を増やし、オリには入れず、広い運動場を設けるなど、暮らしやすい飼育環境を整え、過去の実験でC型肝炎ウィルス感染したチンパンジー17頭の治療にもあたる。
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