慢性疲労症候群
慢性疲労症候群は、症状として、重度の疲労感が長期間続いている状態を指し、日常生活を送ることが困難になる病気を言います。慢性疲労症候群の症状は、休息をどれだけ長い期間に渡ってとっても、疲労感が全くという程とれない点に特徴があり、一日中寝たきりをしているため日常生活に介助が必要になる場合もあります。慢性疲労症候群の症状は、風邪を引いているときの症状とも似ていると一般的には考えられています。
慢性疲労症候群の治療法として確かな方法が見つかっておらず、症状を持つ人それぞれに対して治療を行っているのが現状です。治療法が無いのは、慢性疲労症候群の原因が身体的な面・精神的な面ともに不明であることに加えて基礎疾患が認められていないという理由があります。
慢性疲労症候群の投薬治療では、免疫グロブリン・免疫調節剤、抗ウイルス薬やビタミン剤などが使用されています。患者それぞれの症状によっては、抗精神薬や睡眠導入剤・消炎鎮痛剤も併用されることがありますが、慢性疲労症候群の治療における安全性や有効性は医学的に完全に確立されているわけではありません。
慢性疲労症候群の治療法として、他には硫酸マグネシウムの筋肉注射によって症状の改善に効果があった事例が少ないながらも報告されていますが、インターフェロン、月見草オイルやフィッシュオイルなどのサプリメントの投与治療はどれも効果があるとは言い切ることが出来ない状態となっています。
慢性疲労症候群の治療法で注目されているのが、カウンセリング、行動療法や運動療法といった心理療法での症状改善効果です。慢性疲労症候群の症状を改善するとして、運動療法が効果があるとされており、ウオーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を担当医の指示の下で行うことで、疲労感を軽減させると供に身体機能を高めることができるようです。
慢性疲労症候群の診断基準は、「他の病気による物で無い事」「6ヶ月以上にわたる症状の持続」が条件として国から認定されています。国の慢性疲労症候群の診断基準に加えて、甲状腺疾患、精神病、アルコール依存症などの可能性を取り除くことが出来てはじめて、慢性疲労症候群と診断されることになります。慢性疲労症候群の診断基準に明確なものが無いため、他の病気で原因が説明できなかった場合に、慢性疲労症候群の診断が下るということです。
慢性疲労症候群は子供にも、その症状が見られることがあります。慢性疲労症候群の診断を日頃から定期的に受けておくことも、症状の早期改善への治療法です。
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