開口部からの経管的腹腔鏡手術
大阪大学医学部付属病院は、胃粘膜の外側に約3センチ大の腫瘍をもつ女性に、膣の壁に約1センチの穴を開けて内視鏡を入れる摘出手術に成功したことを発表しました。
開口部からの経管的腹腔鏡手術は基本的に身体の表面を傷つけません。
しかし、開口部からの経管的腹腔鏡手術専用の内視鏡が開発されていないため、阪大医学部の手術では、患部の観察等のため、へそのまわりに2箇所1cm程度の切開をしました。
これにより通常の内視鏡手術をした場合より傷を小さくし、かつ、痛みを感じにくい体内で穴を開けることによって合併症のリスクや出血量を抑えることに成功しました。患者の負担を大幅に軽減できたことになります。
海外の開口部からの経管的腹腔鏡手術は100を超えるそうですが、腫瘍の摘出は今回の阪大医学部の手術がはじめてだそうです。
開口部からの経管的腹腔鏡手術の事例が増えることで、患者負担の更なる軽減への進歩が期待出来ます。
関連カテゴリー: 医療・健康ニュース
